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銀しぐれ

2014.12.10更新

銀しぐれ

発売から40年を超えるロングセラー

細長い繊維を散らした模様が上品な風合いを醸し出す「銀しぐれ 便箋 縦罫」。昭和49年(1974)の発売から40年以上に渡り、お客様にご好評をいただくロングセラー商品です。落ち着いて柔らかな「和」の世界を感じさせるデザイン。万年筆、筆ペン、ボールペンによる筆記性にも優れた高品質の便箋です。
発売当初は、縦罫の便箋のみでしたが、皆さまにご愛顧いただきまして、現在では、封筒、一筆箋までを取り揃えたシリーズとなりました。
今回は、昭和49年(1974年)、開発当時の「銀しぐれ」の誕生エピソードをご紹介します。

ぱらぱらと雨が降る情景を想い浮かべた瞬間

「銀しぐれ」の誕生は、1974年(昭和49年)。当時、新しい便箋の企画を考えていた開発担当者が見つけた1枚の紙がその始まりでした。 今までとは違うアプローチで便箋を作りたい。素材となる紙を探していたとき、目に留まった紙が、細長いアクリル繊維が散りばめられた「銀松葉紙」でした。
柔らかな紙の上に広がる光沢ある繊維の細長い模様を目にしたとき、開発担当者は、「ぱらぱらと降る雨(しぐれ)」をイメージしました。そして、その情景を手紙の世界で表現しようと思った瞬間、「銀しぐれ」の開発がスタートしました。

銀松葉紙

表紙に浮かぶ「霞」

便箋用紙、商品コンセプトが決まり、次は商品の顔となる表紙の制作です。
イメージは、柔らかで落ち着いた「和」の雰囲気。たくさんの素材の中から、表面に凸凹の皺があり、柔らかな風合いのある紙を採用しました。モチーフとしたのは「霞」。うっすらと雨に霞んだ情景を表現しようと考えました。そのために、紙の表面の凸の部分にだけ軽くインクを乗せ、ぼけ味が出るように工夫しました。当時、この印刷には活版印刷が用いられ、紙に圧力をかけすぎないように丁寧にインクを乗せて仕上げることに苦心し、試行錯誤を重ね、ようやく納得の行く表紙になりました。
(現在は、活版印刷ではありません。)

銀しぐれの表紙に浮かぶ「霞」

大切な人へ、手書きのぬくもりを

発売から売れ行きも好調で、4年後の昭和53年(1978)横罫の便箋が加わりました。そして、素材の「銀松葉紙」にも変化がありました。今までなかった厚みのある「銀松葉紙」が生産され、封筒にも使用できるようになり、商品ラインナップが充実していきました。
季節のあいさつ、お礼状、友人への近況報告など、コミュニケーションの場面に応じて使い分けが出来るように商品を取り揃えております。これからも、大切な人へ、手書きのぬくもりを伝えたい時のパートナーとして、お役立て頂ければ幸いです。

商品ラインナップ

使うシーンに合わせてお選びいただける商品をご用意しました。

銀しぐれ 便箋/銀しぐれ ミニ便箋/銀しぐれ 一筆箋/銀しぐれ 封筒

品名 種類 品番 本体価格 サイズ 備考
銀しぐれ 便箋 縦罫 11-208 330円+税 175×250mm 40枚綴り
無罫 11-228
横罫 11-229
銀しぐれ ミニ便箋 縦罫 13-118 250円+税 128×182mm 25枚綴り
銀しぐれ 一筆箋 縦罫 12-812 280円+税 82×186mm 65枚綴り
銀しぐれ 封筒 長形4号
枠付
21-208 200円+税 90×205mm 10枚入り
長形4号
枠なし
21-228
枠なし 23-118 180円+税 90×165mm 5枚入り